2021年8月18日ヒンデンブルグオーメン点灯で、株価が不安定な状態になってきました。
こんな時逆に強くなる商品はあるの?
過去ヒンデンブルグオーメン点灯後の株価暴落時に、逆に上がった商品がないか、
金、債券、BTCの株価と相関性の低い商品で検証してみます。



ヒンデンブルグオーメン点灯後 金の動き


金:IAU(2020年1月28日)
コロナショックはかなり異例なので、あまり参考にならないかも。
金:IAU(2019年8月2日)
約8.3%上昇(34日間)
金:IAU(2019年5月10日)
約10.9%上昇(43日間)
金:IAU(2018年9月25日)
約11.7%上昇(148日間)
株価と入れ替わるように上昇している。
ヒンデンブルグオーメン点灯後 債券の動き


債券:BND(2020年1月28日)
点灯後はしばらく緩やかに上昇、約4.9%上昇(41日間)
債券:BND(2019年8月2日)
約2.2%上昇(27日間)、その後レンジ相場
債券:BND(2019年5月10日)
約2.7%上昇(54日間)
債券:BND(2018年9月25日)


約1.6%下落(38日間)
S&P500が20%近く下落したことを考えると、下落幅の小さい債券は暴落に強いと言えます。
ヒンデンブルグオーメン点灯後 ビットコインの動き


ビットコイン:BTC/JPY(2020年1月28日)
点灯後はしばらく上昇したが、コロナショックに影響受け約54%下落(41日間)その後急上昇している。
ビットコイン:BTC/JPY(2019年8月2日)
約14.4%の上昇(6日間)その後下落
ビットコイン:BTC/JPY(2019年5月10日)
約108.6%%上昇(47日間)ボラティリティでかい!
ビットコイン:BTC/JPY(2018年9月25日)
約52%の下落(83日間)
正直ビットコインは歴史が浅すぎて、ボラティリティが大きいので、あまりヒンデンブルグオーメン関係なさそう。
結果 金か債券、それか現金!


2018年~2020年4回検証 | 金 | 債券 | ビットコイン |
点灯後の上昇回数(4回中) | 4回 | 3回 | 2回 |
点灯後の最大上昇率 | 約11.7% | 約4.9% | 約108.6% |
点灯後の最小上昇率 | 7.5% | 約2.2% | 約14.4% |
点灯後の最大下落率 | 0% | 約1.6% | 約54% |
金:株価下落時に上昇する傾向にあるので、米株を売り、金に持ち変えるのは株価暴落に対して効果的な可能性あり。
債券:ボラティリティが小さいため、下落幅も限定的。株を利確して債券に持ち替えるのは、リスクを減らす方法として堅実。
ビットコイン:ボラティリティが大きく、株との相関性も良くわからないので、株の代替えにするにはリスクが大きい。
株の暴落に備えて、金か債券の比率を増やす事は、やはり必要だと思います
値下がりリスクを考えると、債券ではなく、現金保有率を上げるのもいい方法です。下がった時に買い増しできる!



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